2012年9月22日土曜日

「べてるの家」研修

 8月25日から2日間、北海道浦河町で開催された『べてるまつり』に参加してきました。

 浦河町は、千歳空港から140キロの地点にあり、車を走らせるとどこまでも広がる草原や太平洋の広い海が見えてきます。

 「べてるの家」は、精神障害を抱えた人たちの就労と生活の拠点で、共同住宅、グループホーム、ショップ、喫茶店、オフィスなどの諸活動を行っているところです。

 そんな、べてるの家の人たちが総合文化会館で『べてるまつり20周年』を開催。
 べてるまつりメインの「幻覚・妄想大会」では、日常の幻覚・妄想に題名をつけて優勝者を決めるイベントがあります。幻覚・妄想体験を生きた経験として大切にし、そこから新しい人との出会いや、つながりを見出していく。そんな営みのひとつが「幻覚・妄想大会」です。

 この研修を通して、ありのままの自分を受け入れ、折り合いをつけながら生きることの大切さを感じました。

鈴木

2012年9月16日日曜日

夏まつり、無事終了!

 今日は、八王子平和の家の夏まつりでした。
 今年のテーマは、「LOVE八王子」に決定。

 毎年夏まつりを威勢のよい太鼓で盛り上げてくださる「風神太鼓」さんに加え、八王子在住の篠笛演奏家である香川良子さん、八王子のご当地ヒーローである「ゲンキダーJ」さんがゲスト出演をしてくれました。

 平和の家の夏まつりは、毎年「風神太鼓」さんの太鼓演奏でスタートします。利用者の皆さんも、太鼓のリズムに合わせて体をゆすったり、飛び跳ねたり、とても盛り上がります。

 香川良子さんの篠笛の音色は、澄んでいてとてもきれいでした。利用者の皆さんには、篠笛はあまりなじみがありませんが、新しい体験ができました。
 香川さんが、利用者のみなさんがよく知っている曲や楽しい曲を演奏してくださったこともあり、うっとりと聴いている利用者さんもいれば、手拍子をしたり、体でリズムをとっている利用者さんもいて、とても心地のよい時間となりました。


 「ゲンキダーJ」さんによるヒーローショーは、大盛り上がりでした。クイズがあったり、悪と戦ったり、見所がたくさん。「みんなで仲良くしよう」というメッセージを伝えてくれました。
 あまりのかっこ良さに、握手を求める利用者さんもいました。最後に、八王子のご当地ソングである「ぼくらの八王子」にあわせて、みんなで踊って、大盛況のうちに幕をとじました。

 出演してくださった皆様に、この場をかりまして、厚く御礼申し上げます。

 トラブルや不手際もあり、ご迷惑もおかけしましたが、何とか無事に夏まつりを終えることができ、ほっとしています。

 ボランティアの皆様、ご家族の皆様、近隣の皆様、その他関係者の皆様、多くの方に支えていただいて、毎年楽しい夏まつりを開催することができています。
 夏まつりを盛り上げてくださったすべての皆様に、この場をかりましてあわせて御礼申し上げます。みなさま、本当にありがとうございました。

 今後とも、八王子平和の家をよろしくお願いいたします。